派手なパフォーマンスが注目され、危険な祭りとしても知られる大阪は岸和田のだんじり祭。そんな命がけの祭りはどのようなものなのか見ていきましょう。

 

だんじり

 

岸和田だんじり祭とは。その起源

 

岸和田だんじり祭は、大阪岸和田市で毎年9月に行われる祭りです。だんじりとは、祭礼で奉納される山車のことを指しており、西日本地方、主に大阪地方の方言です。

 

岸和田だんじり祭りといえば、そのスピード感とその危険さが毎年話題となる祭りです。多くの人が自分の役目を持って、祭りに関わっています。

 

大工方、前梃子、後梃子、曳き手、鳴り物などがありますが、話題となる山車の上に乗っているのが、一番危険な役割である大工方です。

 

だんじり祭りでは、山車を曲がり角で直角に曲がらせる「やりまわし」が見どころです。そのため、大工方が振り落とされたり、民家にぶつかるなどの事故もたびたびあります。

 

元々は危険な祭りではなかった?

 

岸和田だんじり祭は約300年の歴史と伝統を誇っている祭りです。元禄16年(1703年)、時の岸和田藩主岡部長泰(おかべながやす)公が、京都伏見稲荷を城内三の丸に勧請し、米や麦、豆、あわやひえなどの5つの穀物がたくさん取れるように(五穀豊穣)祈願し、行った稲荷祭がその始まりと伝えられています。(岸和田市 産業振興部 観光課HP参照)

 

元々は穀物がたくさん取れるよう祈願したお祭りであり、見物人も騒ぐことは禁止されていたといいます。

 

ですが、それが変化したのが戦後。道路の状態や山車を構成する材料などの変化から、このようなスピード感に変わったのではないかと言われています。

 

岸和田だんじり祭を楽しむためには見物人のルールが大切

 

岸和田だんじり祭はとても勇壮であり危険です。そのため、見物人にも厳しいルール、心得が決められています。安全確保とスムーズな祭り進行のために、しっかりと守ってください。

 

「岸和田だんじり祭」のまとめ

 

大阪は岸和田地方に受け継がれる岸和田だんじり祭りは、危険と勇壮さを兼ね備えた祭です。そのため見ている人にも十分な注意が求められることを理解しなければいけません。

 

角を直角に回るやりまわしは見どころのひとつです。