大きな人形を乗せた山車と独特の掛け声を放ちながら歌い踊る、そんな祭りが青森の代表的な祭り、ねぶた祭です。ねぶた祭とはどのような祭りなのでしょうか。

 

ねぶた

 

ねぶた祭とは。その起源

 

東北六大祭りのひとつであるねぶた祭は、青森の代表的な祭りです。人気のこの祭りには、毎年200万人以上の人々がつめかけています。1980年には、国の重要無形民俗文化財に登録されています。

 

ねぶた祭の大きな特徴は、大きな迫力のある巨大灯篭を乗せた山車です。夜にきれいな巨大灯篭が映え、とても荘厳で美しい景色を見ることができます。

 

また、その周りで歌い踊っている人のことを「跳人(はねと)」と呼んでいます。「ラッセーラー」の掛け声とともに、文字通り跳ね回って踊っており、祭りに花を添えています。跳人は自由参加で、花笠をかぶり正装であることなど、条件がそろっていれば、誰でも参加することができます。

 

ねぶた祭の起源

 

青森ねぶた祭は、七夕祭りの灯籠流しの変形であろうといわれていますが、その起源は定かではありません。

 

奈良時代(710年〜794年)に中国から渡来した「七夕祭」と、古来から津軽にあった習俗と精霊送り、人形、虫送り等の行事が一体化して、紙と竹、ローソクが普及されると灯籠となり、それが変化して人形、扇ねぶたになったと考えられています。

 

青森ねぶた実行委員会公式HPより引用」

 

ねぶた?ねぷた?

 

たびたび議論となるのが、ねぶたと呼ぶのが正しいのか、またねぷたと呼ぶのが正しいかということです。これは、どちらの呼び方でも正解であると言われています。

 

形が違うことで呼び名が分かれているのはないかと言われていましたが、この説は間違いであり、実際は地域の違いにより、呼び方に訛りが生まれたことが呼び名に違いが現れた要因であると言われています。

 

青森ねぶた祭は、青森のさまざまな地域にある祭りです。

 

  • 青森ねぶた
  • 弘前ねぷた
  • 黒石ねぷたなど

 

ねぶたやねぷたと名の付く青森の祭りはなんと45種類以上もあるのです。訛りや掛け声にも違いが生まれるのは当然だと言えます。ちなみに、青森ねぶたの次に来場者の多い弘前ねぷたの掛け声は「ヤーヤドー」です。

 

「青森ねぶた祭」のまとめ

 

青森ねぶた祭は、青森地方に伝わるねぶた祭のひとつで、ねぶた祭の中で最も多くの人々が訪れています。鮮やかで巨大な灯篭を乗せた山車と、跳人との調和がさらに祭りを盛り上げています。

 

ラッセ―ラーの独特の掛け声は、心躍らせるポイントのひとつです。