約2週間にわたって行われる博多祇園山笠は、博多の夏を彩る風物詩であり、最終日の追い山で盛り上がりのピークを迎えます。そんな博多祇園山笠とはどのような祭りなのでしょうか。

 

追い山

 

博多祇園山笠とは。その起源

 

博多祇園山笠は、最終日の櫛田神社への奉納入りのタイムテーブルを競う追い山でフィナーレを迎える、博多の代表的な夏祭りのひとつです。現在はユネスコ無形文化財に登録されています。

 

ふんどし姿の男たちが、山を担いでいる様子はとても有名ですね。

 

山笠に夢中になる男たちを「山のぼせ」といい、そんな男たちを支える女性たちは「ごりょんさん」と呼ばれています。

 

フィナーレの追い山が注目されますが、祭りは約2週間前から始まり、飾り山公開から安全を祈願するお汐井取り、予行練習である追い山ならし、博多部を超えて福岡中心部に渡る唯一集団山見せなど、8つの工程を得て最終日追い山となります。

 

山笠の起源にはいくつかの説がありますが、博多祇園山笠振興会は一般に広く知られている説を取っています。

 

聖一国師が仁治二(1241)年、疫病除去のため施餓鬼棚に乗って祈祷水(甘露水)をまいたのが始まりという説

 

神様への奉納である山笠

 

山笠は勇猛でありタイムを競うことから、この祭りが神への奉納の神事であることはあまり知られていません。追い山の一番山笠は頭を櫛田神社へ向け、宮司が見守る中、ハチマキを一旦取り、博多祝い唄(博多めでた)を合唱します。

 

その様子は荘厳。その後ハチマキを締め直し、再開するといった手順を取ることから、神事であることが良く分かります。

 

舁き山の種類

 

舁き山は、地域によって数種類に分かれています。

 

  • 西流
  • 千代流
  • 恵比寿流
  • 土居流
  • 大黒流
  • 東流
  • 中州流

 

その年の一番流は毎年交替していきます。また上川端流は、大きな飾り山をそのまま担ぐことがお馴染みで、この7つの流の最後に担ぎ、会場を盛り上げています。

 

「博多祇園山笠」のまとめ

 

博多祇園山笠は、博多の夏の風物詩のような祭りで、この時期になると山笠に夢中な山のぼせと呼ばれる男たちを見かけることができます。

 

櫛田神社への奉納入りのタイムを競う追い山では、勇猛な男たちが舁き山を担ぎフィナーレを迎えます。